生徒主体でクラファンに挑戦
まなび創造コースの高校1年生たちが、自らの探究活動・ファイナンスの授業の一環として、10月17日からクラウドファンディングに挑戦をはじめました。期間は12月15日(日)午後11:00まで!!
彼らが導入を目指しているのは「パワープレート」という最新のトレーニング機器。このプロジェクトは、生徒たちが主体的にプロジェクトを進め、目標設定から資金調達、そして社会との繋がりを通じて学びを深める貴重な機会です。クラウドファンディングという手法を選ぶことで、プロジェクトの進行に伴い、現実の社会で必要なスキルを実践的に身につけています。スポーツゼミの探究学習を通じて効率的なトレーニング法に興味を持った彼らは、この機器を使って日々のトレーニングを強化し、学校全体に持続可能なフィットネス文化を広めようとしています。
教員としては、このプロジェクトをちょっと離れたスタンスで見守っています。心の中では「成功してほしい!」と強く願いつつも、手を出しすぎないよう自分に言い聞かせる場面も少なくありません。ついつい助けたくなりますが、「ここで手を貸すと学びの機会を奪ってしまうかもしれない…」という葛藤とともに、彼らの姿勢を尊重しています。少しハラハラしながらも、その過程こそが生徒たちの成長に繋がっていることを実感しています。
生徒たちが説明しきれない部分でもあるのですが、このクラウドファンディングはふるさと納税制度を活用して行われ、支援者には税控除のメリットがある仕組みです。生徒たちはプロジェクトを通して資金調達だけでなく、現実の社会とつながりながら学びを深める貴重な体験をしています。課題解決能力やコミュニケーションスキルを身につけながら、次世代の社会を担う力を着実に養っています。このプロジェクトの成功を目指しながらも、成長していく彼らの姿を見守ることが、教員にとって何よりの喜びです。
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