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謎解きゲームからITスキルを身につける

2023年度が始まりました。今年度もよろしくお願いいたします。

本日は、中学生・高校生向けのファクトチェック謎解きプログラムをつくっているチーム「MOGURA」による、中高生向けにITスキルを養うためのプログラムを体験しました。

LINEやTwitter、ブログの情報から調べていく謎解きゲームに挑戦。

インビテーションが教室に隠されていた

iPadやスマートフォンを活用しながら、封筒に入っている名簿の中から該当する人を見つけ出すという内容。

偽装されたツイートの「いいね」欄から、対象の人のアカウントへとんでみたり、出されたお題から更に調べていき、LINEで回答しながら、進めていくというもの。

ゲーム感覚でインターネット上にある情報に触れながら、その情報を整理していくような内容。

協力しながら、複数端末を駆使しながら取り組む生徒たち

ワークショップのあとには、ファクトチェックについての紹介。事実・解釈・結論のうち、「事実」が本当かどうかを調べるものということ。

疑う・調べる・暴くの3つのステップを繰り返しで、ファクトチェックの能力を身につけるためのワークショップだったことを紹介してくださたった。

HTMLのコードをさわって、オフライン上ではサイトを簡単に変更できるということだったり、グラフの見せ方で印象が変わってしまうことだったり、動画素材から情報を整理することで場所が特定することができるということ。

こうした体験をすることで、インターネット上の情報に対して「ちょっと疑う」ことを身につけていって欲しいということでした。

スピンオフ企画として、インスタグラムで「いいね」数が増えるようなペンを紹介する投稿を考えて投稿してみるワークショップも実施。こちらは、PR広告をつくってみる体験を通して、企業が紹介投稿をしてほしいという依頼があることを知る機会を提供していただきました。SNSにはインフルエンサーがいて、そうした人の投稿が混ざっているだけでSNSの見方が変わっていくであろうと。

投稿のつくり手側になってみると、目的(今回のワークでは「いいね」の数を増やす)ことに注意がいってしまって、ついつい事実とは違う情報を混ぜてしまうということも生徒の行動を見ていたら気づけました。そうした経験を積みながらSNSがコワイではなく、どう付き合っていくのか・どう向き合っていくのかを考えるキッカケにしてもらえればと感じました。