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靴磨きトラベラー佐原総将さんが学校にやってきた

靴磨きトラベラーの佐原総将さんが、高知に来られるタイミングで、昨年度に引き続き学校でお話をしていただきました。

佐原総将さん

高校・大学生のころ、英語を学びはじめ、フィリピンに留学したときのこと。英語を勉強しにいったはずが、日本との違いに気づき、世界一周したいと思うようになった。世界一周するには「お金が必要」ってことに気づいた。お金がないからできないと、できない理由を探していた。そうではなく、できる理由探しをしようと思って、お金を稼ぐ方法を考えた。お金を頂いて世界一周する方法を考えた。そこでたどり着いたのが「靴磨き」だった。

靴磨き職人は「上機嫌」を売っている商売

「やりたいこと」と「できること」を重ね合わせたときに、靴磨きだったらできるんじゃないかと思い、勤めていた仕事をやめて路上靴磨きを始めた。

やってみたら「やりたくない理由」が心の中にわきあがってきて、最初は一足も磨かないまま帰ってしまった。

そのままではダメだとおもい、次の日も靴磨きをしようと路上にでかけ、少しずつできるようになってきた。靴磨きをするだけではダメだとおもい、磨いている人とお話するようになった。そこから、靴磨きをしている人に対して、その人が何に取り組んでいるのか、どんな夢をもっているのかを聞きながら磨こうと考えるようになった。

世界に旅立ってから、途中でコロナの影響で断念し、日本一周することに変更し、そこからアジア、ヨーロッパと少しずつ旅の範囲を広げていったこと。そんな旅での出会いの話もしてくださりました。

自分の中にある「夢」をどう叶えていくのか。行動をすることで、道が開けていくことを実体験を踏まえてお話してくださいました。そして、最後に、生徒たちに次の言葉を残してくれました。

挑戦者には最初に「最悪」のことが起きる
でも、その「最悪」は「最高」の種である

1月から、4月にかけて、全国15ヶ所で講演会を行う予定の総将さん。お近くの講演会でお時間が合うようでしたら、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

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