27日の午後に、高知さんさんテレビの玉井アナウンサーが来てくださり、ニュースとは何か？をテーマにお話をしていただきました。

ニュースにおいて「事件の被害者」が報道されるのはどうしてなのかという問いかけから始まりました。テロップがあるだけの報じ方と、写真や動画が併せてある報道と、何が違うのかを実演しながら紹介をしてくださいました。

写真や動画があることで、身近に感じることができる。そうすると感情が動き、気をつけるアクションに繋げることができる。という報道側の立場があるということ。
その際に、被害者はどういう思いで写真を提供してくださっているのか。被害者の方の命が存在していたということ。そして、その命が失われたということ。その証を訴える力が写真や動画にはあるので、報道の立場としては集める必要があると感じている。が、それはもちろん複雑な思いを持ちながら報道の仕事をしているということを述べていました。

そのほか、話し方の工夫や、目線の使い方、しゃべり方の順序を工夫することで、人前で話すことに対しての緊張が取り除けるといったことも教えていただきました。